旅客機という乗り物・・・

医者になり7年目くらいの時に北海道の紋別市に2年間住んでいました。とある病院で心臓外科を立ち上げる為です。この時、大学病院との往復をしなくてはならず女満別空港から羽田という区間の往復を毎月行っていました。今であればすぐにマイルがたまってなんてことでしょうが、当時はその考えもあまりなくて、楽しみはあまりありませんでした。というよりも、小さいジェット機でしたので津軽海峡のあたりでとてもよく揺れて、あまり気持ちのいいものではありませんでした。ですから当時から飛行機が嫌いになってしまいました。当時は飛行機の乗る前日に、お腹が痛くなったりしました・・・。なんで飛ぶのか?鉄の塊。翼がしなると折れてしまうのではないかとも思っていました。最近はだいぶ慣れてきたせいもあり、怖さは無くなりましたが、南林間の上空を飛ぶ軍用機には恐怖を覚えたりもしています。いまはだいぶ慣れてきましたし、乗るジェット機も大きいものが多くなったので安心して乗っています。どちらかというと操縦したいな~。IMG_4227

心臓血管外科医 菊地慶太