先日、綾瀬循環器病院の山崎先生からご依頼をいただき、MICS CABG(低侵襲冠動脈バイパス術)の手術指導に伺いました。
今回の症例は 両側内胸動脈(BITA)をin-situで使用した2枝バイパスで、RITAもLITAも非常に丁寧に採取されており、手術は大変スムーズに進行しました。最終的なグラフトフローも良好で安心できる結果でした。
私が手術支援に入る際には、単に代わりに執刀するのではなく、病院スタッフの先生方自身が全ての行程を実際に経験し、習得していただくことを大切にしています。そのため、私は術者のすぐ隣に立ち、重要なポイントや注意すべき手技の工夫を一つひとつ説明しながらサポートしています。
このように、現場で直接手を動かしながらMICS CABGの技術を学んでいただくことが、確実に次の手術につながると考えています。
MICS CABGの手術に関するご相談はこちらへ!(患者様用)
https://www.tdhospital.jp/free_consultation/
心臓血管外科医 菊地慶太
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