このところ複雑な大動脈手術が続いています。先日は左開胸による上行・弓部・下行大動脈の人工血管置換術でした。近年ではステントグラフトが数多く行われているため、このような複雑な大動脈手術は行われなくなり、逆にこの手術を行うことができる心臓血管外科医は少ないのではないかと思います。今回は感染性大動脈瘤の切迫破裂であったのでこのような術式の選択になりました。低侵襲手術を得意とするハートチームではありますが、15年以上前からこのような複雑な大動脈手術を手掛けてきましたので、若い医師にも参考になったのではないかと思います。複雑な大動脈手術も経験豊富な東京ベイ浦安市川医療センターにお任せください!
東京ベイ浦安市川医療センター 心臓血管外科
菊地慶太