食事に関するお話④ アルコールと食事について(再掲載です)

歓迎会や打ち上げ、忘年会に新年会・・・ついつい飲みすぎ、食べ過ぎてしまう事はありませんか?アルコール飲料には食欲を増進する働きがあるので、つまみに揚げ物など油を多く使った料理やスナック菓子を摂ってしまうと油を多くとってしまうので、アルコール摂取が長期化すると脂質異常症のリスクが高まってしまいます。

エネルギーオーバーを抑える一番のポイントはつまみの種類です!料理(つまみ)選択のポイントは、栄養バランスが保たれるように選択することです。つまり、肉類・魚介類・大豆製品の料理、野菜の多い料理、飯・麺類などの炭水化物多く含む料理をバランスよく選択し、アルコールを含め適正な摂取量の範囲で摂ることが理想的です。飲酒時には、から揚げなどの揚げ物を摂ることが多くなり野菜類を摂取することが少なくなりますが、居酒屋などでもサラダやおひたしなどを提供する店も多いので、意識すれば野菜を摂ることが可能です。特に野菜類には食物繊維が豊富に含まれているので、はじめは野菜類から食べるようにすると満腹感が出るので、おつまみの食べすぎを防止する事ができます。

昔から「お酒は百薬の長」といいますが、いくら飲んでも良いとか毎日飲んで良いというものではなく個人差に見合った適量があることも確かなことです。お酒や料理を賢く選択して、飲みすぎ・食べすぎを防いでいきましょう。IMG_5725

前病院 栄養科より