“MICS 低侵襲心臓手術” Category

MICS(低侵襲心臓手術)による弁膜症手術では、例えば大動脈弁置換術や僧帽弁形成術、僧帽弁置換術などが行われます。多くの場合には足の付け根にある大腿動脈と大腿静脈を用いて人工心肺回路を体につけます。その後心臓を停止して弁…

6月に中国の洛陽にある鄭州大学付属洛陽中心医院にてMICS CABG の手術指導を行って来ました。こちらの病院は武漢にいた時にも講演に訪れております。教授の陳先生はとても気さくで、でも一年間に500件以上の手術をこなす名…

大阪で行われた日本低侵襲手術学会(JMICS)にてMICS CABG(低侵襲冠動脈バイパス術)の発表を行ってきました。2011年から開始したこの手術ですが現在では多くの心臓外科医が興味を持ち、徐々に広まっております。フロ…

8月から稼働する一宮西病院 新棟のハイブリッド手術室です。出来たてのほやほやで、今日初めて中に入りました。MICS 、ステントグラフト、ハイブリッド治療、さらにはTAVI とこれから楽しみです。またこれから新たなメンバー…

一宮西病院赴任後は、2012年から始めている低侵襲心臓手術を数多く手がけています。この低侵襲心臓手術は胸の真ん中にある胸骨を温存する術式です。冠動脈バイパス術だけでなく、心臓弁膜症の複合手術もこれで行います。様々なアプロ…

心臓弁膜症の治療には 薬物による治療:これは弁膜症自体を治すのではなく、弁膜症によって負担がかかっている心臓を助ける治療です。利尿剤、強心剤、血管拡張剤など 手術治療 僧帽弁:僧帽弁閉鎖不全症が最近の主な治療対象にな…

心臓の手術と聞くと命がけ・・・なんていう話を聞くかもしれません。現在ではとても安全にできるようになりました。手術後も2週間くらいで隊員ができる時代です。私自身これまで多くの手術を経験しており日常の一コマですが、一般の皆様…

今日は日本ロボット外科学会に参加してきました。今年から様々なロボットによる手術が保険収載されるようです。これを機会にこれからは患者さんの体や負担がより少ない手術が広がって行くと思います。MICS やロボティック心臓手術。…