“血管の病気について” Category
循環器内科の仲間先生を中心とする東京ベイ浦安市川医療センターのフットケアチームは素晴らしいチームワークで多くの患者様の足を守っています! いつまでも自分の足で歩くことができる。そんな当たり前のことをしっかりと守るのが東京…
このところ複雑な大動脈手術が続いています。先日は左開胸による上行・弓部・下行大動脈の人工血管置換術でした。近年ではステントグラフトが数多く行われているため、このような複雑な大動脈手術は行われなくなり、逆にこの手術を行うこ…
大動脈瘤という病気、聞いたことありますか? 大動脈は心臓から送り出された血液を全身に送り大事な役割をしています。大動脈は心臓から出た後、一度上の方に向かっていき脳や手に行く血管を出して、その後背中の方に弧を描くように曲が…
今年はとても寒く、全国で異常な低温が続いております。更に日本海側では大雪が続いており、本当に心配になってしまいます。ご無事をお祈り申し上げます。 さて寒い季節はご多分にもれず心臓病や脳血管疾患の患者様が多くなります。心臓…
術後慢性期の大動脈解離に対するTEVAR(胸部大動脈ステントグラフト内挿術)のお話を行いましたが、急性大動脈解離(スタンフォードA型)の治療について少しお話します。基本的には手術治療が行われます。救命手術であるが故に、上…
近年、急性大動脈解離に対して人工血管置換術を行った後に、暫くして大動脈がすこし拡大してきた時点でTEVAR(胸部大動脈ステントグラフト内挿術)が行われるようになってきています。基本的には急性期ではなく、慢性期の下行大動脈…
大動脈瘤の治療方針というと大げさに聞こえるかもしれませんが、どのくらいで治療を行うのかというところがあります。なぜなら大動脈瘤は症状が無いので治療を行うか否かは患者様の具合では決められません。どのように決めるのかというと…
先日もお話した通り、基本的に大動脈瘤は症状がでません。ですから具合が悪いから検査を行うということはほとんどなく、何かほかの病気や症状で行った検査で偶然発見されることが大部分を占めます。検査では、腹部大動脈瘤は、腹部超音波…