日本の食事について ①

最近日本の食事について調べる事がありました。色々と興味のある分野でしたので一緒に調べてみました。今更ではありますが参考になる事も多いと思いますのでシリーズでお話させてください。

 私たちが毎日食べる日本の食事は日本の食材と調味料を使って作られた食事です。特徴は、お米を主体とした「主食」、みそ汁やお吸い物などの「汁」、魚や肉の「主菜」、野菜を主体とした「副菜」という一汁三菜です。日本では主食はお米です。お米を主食にしている国は韓国や中国など他にもありますが、世界で見ると主食という考えを持つ国は非常に少なく、イタリア料理ではアペタイザー(野菜などを中心とした前菜)とメイン料理(肉や魚など)。フランス料理ではコースで食べ、家庭でもコースごとに作り食べてゆきます。日本ではすべての料理、いわゆる「主食」、「汁」、「主菜」、「副菜」が一緒に並び、これらを決まりなく食べてゆきます。他の国では違う料理を同時に食べてゆく食事形態はあまりなく、順番通りに食べることが多いようです。このような日本の食べ方は“口内調味”とも言います。 主食と副食などを合わせて食べることも特徴の一つです。img_5504.jpg

心臓血管外科医 菊地慶太